こんにちは。営業部の平野です。
先日、何気なくX(旧:Twitter)を見ていたところ・・・
私が担当しているお客様の広告が配信されていました。
当社ではTwitter 時代は運用型広告を配信していたのですが、Xに切り替わり仕様が変更になって以降は取り扱いがありません。
他社様で運用を始めたのかな、と思いましたが、よくよく見てみると
- バナー画像に見覚えがある
- Xの広告の割には広告文が短くて味気ない印象
- いいねとリポストボタンがない
など、違和感がありました。
ということで、Google広告、またはYahoo!広告の配信先としてXが使われているのではないか、と思い今回調べてみました。
目次
広告の正体はGoogle広告
結論からお伝えすると、表示されていた広告はGoogle広告(GDN)でした。
Xタイムラインのポストとポストの間に、「テキスト+静止画」の組み合わせで配信されているようです。
メリット | Xのアカウントや広告アカウントを持っていない広告主も広告を配信できる |
デメリット | Google広告の広告タイトル・説明文を使うので文章が短い&目立ちづらい |
Xの広告アカウントに登録しなくても出稿できるのは大きな強みになりそうですが、広告下部にいいねとリポストボタンがなかったり、Xのアカウントを持っていない場合にはアイコンやアカウント名横のIDが非表示になったりと、他の広告と比べて少し不自然な表示になるようです。
2024年7月以降に表示回数が急増!?
配信元がGoogle広告であれば、当社が運用している広告もXに表示されているのかも・・・
ということで、管理画面を見てみました。
結果はこちらです。
多い日では、上記対象アカウントで11万回も表示されていました!
複数のアカウントで確認したところ、以前から(2023年終わり頃から)かなりうっすらと配信された形跡はあったものの、2024年7月以降に表示が急増していました。
Xに広告を表示させる方法
Xに広告を表示させる方法(させない方法)について説明します。
まずすべてのGoogle広告(ディスプレイ)が表示されているのではなく、いくつか条件があります。
配信するための設定条件
① 広告枠を設定していないもしくは「拡張広告枠」を設定している
②「成人向け」「ラベル未設定」を除外対象にしていない(キャンペーン設定で設定できます)
③アプリへの配信を除外していない
まとめると、配信先を指定していない、もしくは制限をしていないキャンペーンで配信されます。
そのうえで、Xを配信先に設定することも可能です。
配信先にXを指定する方法
広告グループのコンテンツ設定から「プレースメント」として設定できます。
① オーディエンス、キーワード、コンテンツから「コンテンツ」を選択
② プレースメントの閲覧タブで「x.com」と検索し、アプリをクリック
③ X の2つにチェックを入れ保存する
逆にXユーザーはターゲットではないから除外したい、ということもあると思います。
同じ要領で除外設定も可能です。
配信先からXを除外する方法
プレースメントの除外設定から可能です。
アカウント単位、キャンペーン単位、広告グループ単位で選択できます。
① オーディエンス、キーワード、コンテンツから「コンテンツの除外」を選択
② プレースメントの閲覧タブで「x.com」と検索し、アプリをクリック
③ X の2つにチェックを入れ保存する
Googleからの公式発表はまだ出ていない・・・
ここまでご紹介したGoogle広告のX(旧:Twitter)への配信ですが、当社担当のGoogleコンサルタントによると、実はGoogleからの公式発表は特に出ていないとのことです。
現在確認できている段階では、配信フォーマットが静止画のみで、レスポンシブの精度も通常のGoogle広告と比較するとまだまだな印象です。そのため、試験的要素が多いと思われますが、管理する広告アカウントを増やさず手軽にSNSにも広告を配信できるのは面白いですね。
余談ですが、Yahoo!広告はLINEへの配信が可能です。
現在Google広告を運用中の方で興味があれば、ぜひ配信先をチェックしてみてください。
#X(旧:Twitter) #X広告 #Google広告 #プレースメント
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